異常気象の影響か、近年は日本でも毎年のように無視できないレベルの水害が発生するようになりました。
そのたびにニュースで映像が流れていますが、個人的に少し気になるのが水に流されている車です。
一度水没してしまうとまともに動きませんから、下取り価格は二束三文ですし、修理費用は数十万から数百万円は必要となります。

新車を買った方が安いと言えるケースがほとんどですが、最近は水害車に目をつけた不用品ビジネスが密かに市場を広げているようです。

マーケットが広がっている不用品ビジネス

水害車買取に関する不用品ビジネスが広がっているのは、海外での日本車人気に秘密があります。
近年は日本製品の多くがリサイクルされ、海外に輸出されるようになっており、代表的な例としてスマートフォンがありますが、実は水害車も同じように不用品ビジネスの市場を形成しています。
日本車は世界的にもその優秀さが認められているため、たとえ水害車や事故車であっても、引き取りを希望する海外の業者は後を絶ちません。
水害車の場合はエンジンや電気系統がダメになっていることがほとんどですから、国内では鉄くず同然の扱いですが、海外に持っていけば数十万円から数百万円の値がつくことも珍しいことでは無いのです。
エンジンを修理したり交換したりするとそれなりの費用を必要としますが、日本車は高額で売買されるためそれでも利益を得ることができます。
日本国内では水害車や事故車というだけで数万程度の値しかつかないものが、少し手を加えるだけで海外では数十倍から数百倍の値段で取り引きされているわけですから、市場が活況化するのはある意味当然と言えるかもしれません。

リサイクル関係の新書は面白い

近年リサイクルや不用品の法整備が進んだことから、リサイクルビジネスを扱った書籍が数多く出版されるようになりました。
しかも法整備前と法整備後とでは状況が大きく異なりますから、新書などは面白い本が揃っています。
業界自体が急激に変化しているため、その変遷を追うだけでも面白いです。
例えば、以前であれば街中を不用品回収用のトラックが良く走っていましたが、最近は随分とその数を減らしています。
これは法が整備されたことが大きく影響していますし、それまでリサイクル品や不用品がどのように扱われ、それに関わる業者がどのようにして利益をあげてきたか、リサイクル関連の新書を読めばひと目でわかることでしょう。
お金が集まるところに人は集まりますから、水害車買取ビジネスの市場が広がるのは必然ですし、水害車以外にもビジネスチャンスが埋まっている可能性があります。
リサイクルを扱った書籍には、そのヒントが隠されているのかもしれませんね。